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2020年 1月 7日 私の受験記②~国公立大学受験編~(早稲田大学政治経済学部)
こんにちは。
今回ブログを担当する樗木と申します。
宜しくお願いいたします。
今回は「私の受験記」をテーマにブログを書かせていただきます。
前回のブログではセンター試験を受験した際の体験を詳しく書かせて頂いたので、今回は私が受験生の頃に第一志望校として目指していた東京大学の受験についてお話していきます。
国公立大学の前期試験は毎年2月の後半に実施されます。
私は東京大学の前期試験(前期しかありませんが)を受験するときには、既に併願校の私立大学から合格を貰えていたので、浪人を想定せずに安心して第一志望校に挑むことが出来ました。
精神的には安心した状態で臨めましたが、これまでの併願校と異なり、東京大学はこれまで一年以上拘って勉強をしてきた特に思い入れのある受験校だったので、やはり当日は会場に近づくにつれて緊張感は高まっていきました。
周りにいる人もみんな東大を受験する人たちだと考えると、不思議と頭よさそうなオーラがにじみ出ているように感じられ、この人たちの中で合格を勝ち取れるのかなという不安な気持ちも少なからず芽生えました。
受験会場に入り、席に着くと隣には非常にダンディなおじさんがいました。お洒落なスカーフを巻いていたので、試験監督だと当初は思っていましたが、受験における案内を席に座って聞いている姿から受験生だと分かりました。自分の目指す東京大学は年齢も関係なく色々な人が受験するという事実を肌で感じられたことで、はじめに抱いていた緊張感から解放されたため、あのおじさんには深く感謝しています。
東京大学は二日にわたって試験が実施され、文系志望者は初日に国語と数学、二日目に社会と英語を受験することになります。
初日の科目では、私は苦手な数学を危惧していましたが、最初の科目である国語を受けた段階から手ごたえがなく、非常に危機感を覚えました。
逆に、数学に関しては自分なりにこれまでの成果を出し切れたという手ごたえがありました。
初日の受験後に、同じ高校に通っている友人がその日の試験について話しており、聞きたくないのに問題の講評などが耳に入ってきて、不安を煽られましたが、結果的には煽ってくる人ほど不合格の割合が多かったので、みなさんは試験会場で聞こえてきた情報は気にしなくていいと思います。
二日目は、初日の国語の手ごたえの悪さを引きずらず、この試験が終わったらひとまず受験勉強から解放されることを励みにして、後悔のないようにという気持ちで臨みました。
英語も社会も自分の実力は出し切れたと思います。
最後に。
受験の結果としては東京大学からは不合格通知を貰い、併願校であった早稲田大学に進学することになりましたが、大学生活の4年間を自分なりに満喫できたと思います。
それは第一志望校への進学は叶わずとも、後悔のないようにすべてを出し切って受験を終えたからだと思います。
勉強の細かい過程ではもちろん後悔は沢山あり、それは誰しも避けられないものだと思いますが、受験本番で後悔を残さないことは準備を入念にすれば比較的避けられるというのが私の持論になります。
本番に強い人、弱い人など、様々な方がいるとは思いますが、残りの期間を後悔のないように勉強に取り組み、万全の準備をした状態で受験に臨めることを切に願っています。
今回もブログを最後まで読んで頂き、ありがとうございました。